2016年 01月 22日
冬の松平家御廟に詣でる
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甥っ子が院内御廟(会津松平家墓所)にお参りしたことがないというので、案内をしました。 十日市明けの11日に、院内御廟をお参りできるのはさすがに驚きです。 例年ですと雪に閉ざされているのですが、今年はご覧のとおり。
墓所は薄っすらとした雪景色です。 冷気で心身とも引き締まります。
九代容保公の碑石。 故人の姓名、生立ち、人柄、終生の経歴、業績など、功徳をたたえる文が詳細に刻まれています。 碑石を支える台座は、亀石。 正式には亀趺坐(きふざ)といい、竜の子で死者の霊をお守りする想像の動物です。
鎮石(しずめいし)、いわゆるお墓です。 手前には、一般の墓石のような表石(おもていし)があり、故人の諱、官位、身分などが刻まれています。
ところで、五代容頌公の亀石には、爪が5本あります。 容保公の亀石は4本だったのですが。
三代正容公の亀石の爪も4本です。 これは、春が来たらあらためて調べてみることにしましょう。 ところで、雪帽子をかぶった亀石もかわいいですね。
昼食は、ベトナム出身の女性が経営する「ミリサイゴン」に案内しました。 ゴイクン(生春巻き)とスペアリブのベトナム風うどん、1,060円のサービスランチです。 会津若松にも、本格的なベトナム料理の店もあるんです。 冬の会津もまた、いい雰囲気です。 雪の会津にも、ぜひおいでください。
[A記]
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by aizu-shirokiya
| 2016-01-22 18:55
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