根曲がり竹を茹でる
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青木山でも、根曲がり竹が目につきました。
こうなると、景色どころか、目は下へ下へと向いてしまいます。
放射能は恐くないの?
父の大学時代の友人、近藤宗平大阪大学名誉教授は、
「放射能は、一時的に大量被爆しなければ安全だ」とおっしゃっています。
少し採ってきたつもりが、結構な本数でした。
しかし、家内は「地元の人は、こんな細いのは採ってこない」と文句たらたらです。
東京生まれの私が、山歩きしながら採れるのはこんな程度。
「このくらいのほうが、柔らくて香りが高い」と言い返します。
さて、根曲がり竹の皮剥きです。
包丁で、片側を削り落とします。
「こんなに細いと自分の指まで切ってしまいそうだ」と家内はまた文句を言います。
下の硬い部分は、こうして切り落とします。
そして皮剥きです。 ほどほどの本数だと、結構、楽しいものです。
なぜか夫婦の会話も、いろいろと弾みます。
こうして皮を剥いて裸にしてしまいます。
会津では、こうして皮を剥くのは子供の仕事です。
しかし、これで作業が終わるわけではありません。
節の硬い部分は切りおとします。
こうして1本から食べられるのは、皿の上のたったこれだけ。
あとはゴミ箱行です。
こうして家内とおしゃべりしながら皮を剥くこと、小一時間。
戦果はご覧のとおり。 皮などゴミの凄さに感動。
しかし、終わる頃には、夫婦仲も円満になっています。 子供とも十分な会話がとれたことでしょう。
やっと皮を剥いた根曲がり竹をさっと茹でると、とてもきれいな緑色になります。
そしてお湯を切ると、いかにも美味しそうな竹の子の出来上がりです。
こうして味噌汁にいれると、なかなか美味です。
こりっこりっとした食感、独特の香り。
白木屋製のお椀とも、いい感じですね。
春を感じさせる、磐梯竹(根曲がり竹)のシーズンです。
[A記]
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とても、美味しくいただきました。
朝から、どうも、ごちそうさまで~す!
本当に美味しそうです!