2013年 06月 09日
気になる山、飯谷山に登る
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高山、竜ケ岳に続き、またまた気になる山、飯谷山(いいだにさん)783mに登りました。
先週、竜ケ谷の近くの弘法岩から写した写真です。 ヒメサユリの後に、とても形の良い山が写っていました。 どうも、飯谷山(783m)のようです。 これは気になるとばかり、早速、登ってきました。
地図にはルートがありませんが、登山道はしっかりとしています。
地図をクリックするとグーグルマップで周辺を詳しくご覧いただけます。
地図にはありませんが、集落からさらに林道が延びています。 この林道は、飯谷山を周遊するように延びていて、飯谷山の野老沢登山口を経由して、柳津に出れます。
登山道は、杉林の中を進んでいきます。 汗はかきますが、爽やかな風が気持ちよい。最初はゆったりした道、そしてつづら折、さらに尾根への急登とかわっていきます。 尾根まで40分。 さらに軽い登りの尾根を20分も進むと頂上です。
頂上の手前に、雷神様の祠がありました。 頂上の崩落のために、安全な場所に移されたそうです。
頂上の標柱のすぐ右手は、崩落して崖となっています。 そのためか、頂上は斜面です。 標柱も、なぜか傾いています。
でも、眺望は抜群です。 北には、もちろん飯豊連峰。 今日は空中に浮かんでいます。
目の前には、もちろん竜ケ岳(532m)。 右手後方の須刈岳(440m)も、なるほど気になる山ですね。
東を眺めれば、もちろん磐梯山。
足下には小杉山沼(白沼)。 小杉山沼は、慶長16年(1611年)9月27日の直下型会津大地震で、飯谷山が崩落、その時にできた沼です。 大杉山本村が埋没、98名ほど亡くなったそうです。 慶長年間は丁度今のように、地震が多発したんですね。
頂上崩落のため、木の根っ子が宙ぶらりんになっています。 2等三角点の標石は、とっくに落下、今は跡形もありません。
10時前にスタート、ほぼ1時間で登ったので、頂上でゆっくりできました。 早昼のあとは、斜めの頂上で横になっていました。 聞こえてくるのは、うるさいほどの春蝉の鳴き声。 日に透ける新緑も、またきれいでした。
小杉山沼から眺めた飯谷山。 崩落のあとがよくわかります。
温泉は柳津町民センターです。 そして柳津側から眺めた飯谷山。 頭のてっぺんで、5分分けしているのが特徴のようです。 目の前は、只見川です。
実は、先に竜ケ岳近くの「安座のヒメサユリの群生地」に寄ってきました。 登る階段の脇から、ヒメサユリが歓迎してくれました。
先週は早かったのですが、今週は満開です。 そのかわり、ヒメシャガは終わってしまっていました。
見事なヒメサユリの群生地です。 気になる山、第3弾。 のんびりと登れた飯谷山でした。
[A記]
竜ケ岳をよじ登る 鳥屋山に登る
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先週、竜ケ谷の近くの弘法岩から写した写真です。 ヒメサユリの後に、とても形の良い山が写っていました。 どうも、飯谷山(783m)のようです。 これは気になるとばかり、早速、登ってきました。
地図にはルートがありませんが、登山道はしっかりとしています。
地図をクリックするとグーグルマップで周辺を詳しくご覧いただけます。
地図にはありませんが、集落からさらに林道が延びています。 この林道は、飯谷山を周遊するように延びていて、飯谷山の野老沢登山口を経由して、柳津に出れます。
登山道は、杉林の中を進んでいきます。 汗はかきますが、爽やかな風が気持ちよい。最初はゆったりした道、そしてつづら折、さらに尾根への急登とかわっていきます。 尾根まで40分。 さらに軽い登りの尾根を20分も進むと頂上です。
頂上の手前に、雷神様の祠がありました。 頂上の崩落のために、安全な場所に移されたそうです。
頂上の標柱のすぐ右手は、崩落して崖となっています。 そのためか、頂上は斜面です。 標柱も、なぜか傾いています。
でも、眺望は抜群です。 北には、もちろん飯豊連峰。 今日は空中に浮かんでいます。
目の前には、もちろん竜ケ岳(532m)。 右手後方の須刈岳(440m)も、なるほど気になる山ですね。
東を眺めれば、もちろん磐梯山。
足下には小杉山沼(白沼)。 小杉山沼は、慶長16年(1611年)9月27日の直下型会津大地震で、飯谷山が崩落、その時にできた沼です。 大杉山本村が埋没、98名ほど亡くなったそうです。 慶長年間は丁度今のように、地震が多発したんですね。
頂上崩落のため、木の根っ子が宙ぶらりんになっています。 2等三角点の標石は、とっくに落下、今は跡形もありません。
10時前にスタート、ほぼ1時間で登ったので、頂上でゆっくりできました。 早昼のあとは、斜めの頂上で横になっていました。 聞こえてくるのは、うるさいほどの春蝉の鳴き声。 日に透ける新緑も、またきれいでした。
小杉山沼から眺めた飯谷山。 崩落のあとがよくわかります。
温泉は柳津町民センターです。 そして柳津側から眺めた飯谷山。 頭のてっぺんで、5分分けしているのが特徴のようです。 目の前は、只見川です。
実は、先に竜ケ岳近くの「安座のヒメサユリの群生地」に寄ってきました。 登る階段の脇から、ヒメサユリが歓迎してくれました。
先週は早かったのですが、今週は満開です。 そのかわり、ヒメシャガは終わってしまっていました。
見事なヒメサユリの群生地です。 気になる山、第3弾。 のんびりと登れた飯谷山でした。
[A記]
竜ケ岳をよじ登る 鳥屋山に登る
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by aizu-shirokiya
| 2013-06-09 20:33
| 山歩き
|
Comments(4)
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by
dajaro
at 2013-06-10 11:47
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飯谷山を登っているような思いで、楽しく拝見いたしました。
ありがとうございました。
「第1回おとめゆり祭り」が次の土、日曜日。天気も花も良ければいいですね。
http://www.town.nishiaizu.fukushima.jp/2010/09/post-192.html
ありがとうございました。
「第1回おとめゆり祭り」が次の土、日曜日。天気も花も良ければいいですね。
http://www.town.nishiaizu.fukushima.jp/2010/09/post-192.html
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by
a-takase@aqua.p
at 2013-06-11 20:01
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喜多方から福島では「ひめさゆり」ですが、
西会津では「おとめゆり」なんですよね。
西会津では「おとめゆり」なんですよね。
「ヒメサユリ」は、「オトメユリ」の別名のようです。
町の花としている市町村では、西会津町と七ヶ宿町が「オトメユリ」と表記し、他は「ヒメサユリ」としていました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%88%E3%83%A1%E3%83%A6%E3%83%AA
町の花としている市町村では、西会津町と七ヶ宿町が「オトメユリ」と表記し、他は「ヒメサユリ」としていました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%88%E3%83%A1%E3%83%A6%E3%83%AA
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by
aizu-shirokiya
at 2013-06-19 07:23
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