展望抜群 二岐山に登る
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二岐温泉側から見た二岐山。 左が「男岳(おだけ)」(1540m)、右手が「女岳(めだけ)」(1500m)です。 今日は御鍋神社側から登り、男岳、女岳をピストンします。
二岐山は那須連山の一角を占めます。 東北本線白河駅からは、車で小1時間でしょうか。
これが御鍋神社。 大鍋というより、大釜がぶら下がっています。 登山口は、ここから10分程度です。 また御鍋林道はかなり荒れているとのことでしたが、乗用車でも問題なく通れます。
登山口からいきなり急登です。 樹の根っこと岩の間を登っていく、いかにも会津らしい登山道です。
急登が終わると、途端に平坦な道になり、ブナ平です。 さすがにブナの樹が立派です。 ここはブナの樹が乱伐されたのですが、大分植生も戻ってきたようです。
平らなブナ平を過ぎると、またまた急登です。 頂上に向けて、標高差250mを一気に登っていきます。
花はあまり咲いていませんが、きのこが目を楽しませてくれます。 やはりきのこは怖いので、目で楽しむだけです。
ドクベニダケでしょうか。 食べる気には全くなりませんが、でも楽しいきのこです。
二岐山男岳(1544m)の頂上です。 それほど広くはありませんが、眺望は抜群です。
北を眺めると猪苗代湖です。 左手には西吾妻山(2035m)、中央に東吾妻山(1975m)、右手に箕輪山(1719m)が望めます。
南には那須連山。 右から旭岳(1835m)、三本槍岳(1917m)、朝日岳(1896m)、赤面山(1701m)が見えます。
南西には、左端に福島県の最高峰、尾瀬の燧ケ岳(2356m)、その手前が7月に登った七ケ岳(1636m)です。
北西には、飯豊連峰と会津盆地。 右手のどっしりした山は、大戸岳(1416m)です。
目の前が女岳。 その先は、小野岳(1384m)です。 さあ、女岳までピストンです。 結構しんどくて、あとで後悔するのですが。
女岳(1500m)の頂上は、全く展望がききません。 登山道の一角に、頂上の表示があるだけです。
少し北に進むと祠があり、地獄坂の入口となります。 かなりきつい下りのようです。
正面には、大戸岳。 できれば今シーズンには、登ってみたいのですが。 右下には、二岐の風力発電の風車が見えます。 今日はここから引き返しましたが、女岳のきつい下り、そして男岳への直登。 さらにホントにこの道を登ってきたのかというほど、男岳からのきつい下りが続きます。 でも今日会ったのは、4組のパーティ、8人です。 とても静かな会津の山でした。
地図のとおりの解りやすい山です。 ピラミッドみたいな形で、こういう山は結構きついですね。 でも、展望は抜群の素晴らしい山でした。
御鍋林道登山口 8:30 ⇒ 男岳頂上 10:45 10:55 ⇒ 女岳・地獄坂 11:24 ⇒ 男岳 11:55 12:55 ⇒ 御鍋林道登山口 14:25
これは、東北新幹線白河付近からの写真です。 二岐山は、なかなか存在感のある山です。
[A記]
登山靴で沢登り 七ケ岳 大峠林道、甲子峠通行止。 それではと齋藤山に登る 修験道の山 唐倉山で熊に出会う 新雪の博士山に登る きつい足慣らし、御前ケ岳に登る
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