帰りは東武浅草駅11時発の特急「リバティ会津117号」、会津田島行です。 東武鉄道が導入した新型特急です。
前3両が「リバティ会津」会津田島行、後3両が「リバティ日光」東武日光行です。 下今市駅で切り離されます。 それにしても、連結した姿はすざまじい。
車内も落ち着いた雰囲気です。 北千住で満席になりました。 鬼怒川温泉駅ではかなりの人が降りて、車内は5分の1程度に、最終の会津田島駅では1号車には10人程度になってしまいました。 なお、下今市からは特急券なしで乗車できるようですが、特急券がないと座席指定にはならないようです。
トイレも多目的に作られていて、着替え用の足台もありました。 トイレが使いやすいのは、いいですね。
浅草駅を出発、隅田川を渡り、次は「とうきょうスカイツリー駅」です。 スカイツリーの真下が駅です。
浅草を出て1時間50分、景色はすっかり変わります。 左が男体山(2486m)、そして大真名子山(2375m)、女蜂山(2483m)と続きます。
鬼怒川温泉をでると、まもなく川治湯元駅です。 鬼怒川温泉の奥座敷ですね。
川治湯元駅前に立つのは、川治温泉の
かわじい。 漢字で書けば川爺ですか。
会津高原尾瀬口でさらに人が降りて、南会津をひた走りです。
七ヶ岳(1636m)が見えてきました。 ただ残念ながら、2015年の豪雨災害の影響で主要な登山道が入山規制されています。
会津鉄道に入ったらリバティも気が抜けたのか、やたらのんびりと走ります。 新型特急でなく、新型鈍行となり各駅停車になってしまいました。 会津荒海駅ですれ違い待ちの道草です。
14時20分、会津田島駅到着です。 ここまで3時間20分の旅でした。 会津若松への接続列車は、踏切を渡って隣のホームになります。 まあ、水平移動に準じたところでしょう。
会津田島駅。 車両にはRevatyと記されています。 造語のようなので、意味は
Revatyをご覧ください。
ここでリレー117号に乗り換えます。 列車名はリバティ会津117号と同期されています。 マウントエクスプレス形の車両でないのは、少々残念。
でも車内は明るくてとてもきれいです。
新緑の美しさに加えて、おなじみの山々が車窓から望めます。 山のてっぺんに鉄塔があるのが特徴の
斉藤山(1278m)。
双子の山が
二岐山(ふたまたやま)。 右手が男山(1540m)、左手が女山(1500m)です。 新幹線の白河駅あたりからもよく見えます。
15時27分、七日町駅に到着。 4時間27分の旅でした。 新幹線経由だと3時間半程度ですから、1時間くらい余計でしょうか。 ただ、11時東京駅発の新幹線は接続が悪くて、3時間56分かかります。 まあまあでしょう。 それにしても、日本の原風景の中を、景色を楽しめるスピードで走るというのも、なかなか贅沢なものです。
[A記]
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